足の指へ痛みやしびれを感じることがある「モートン病」。

日本での患者数は日々増加の一途をたどっています。

モートン病は、放っておくと症状が進行するだけです。

最終的には、痛みで日常生活にも大きな支障をきたす危険性があります。

なるべく早めに改善した方が良い軽視できない病気です。

ただ、原因が判れば、治せます。

まずは原因を確認してください。

モートン病の症状って?

モートン病の初期症状は「足の指の間や、付根にかけての痛み」です。

症状が酷くなるにつれ、足の表や裏などに広範囲の痛みやしびれなどの知覚異常が出現します。

痛みの強さは個人差がありますが、なかには酷い痛みで歩くことが難しくなってしまう人がいるほどです。

また、足が焼けているように熱く感じるなどの熱感を訴える人がいれば、どこが痛いのか分からないほどに足全体が痛くなる放散痛を訴える人もいます。

モートン病のなかで最も多い場所は、足の指の「中指(第3趾)~薬指(第4趾)」と「人差し指(第2趾)~中指(第3趾)」で、中高年以降の女性に多くみられることが特徴です。

モートン病になる原因は?

モートン病になる一番の原因は「足の指に負担を掛けること」です。

特に代表的な原因として、ハイヒールがあります。

つま先部分が先細りしたハイヒールを履くことで、足の指と指が密着してしまい、神経が圧迫され痛みやしびれが出現します。

さらにハイヒールでは、常につま先立ち姿勢になってしまうことで足の指や、足の指の付根や関節に大きな負担を掛けてしまい、痛みやしびれが出現してしまうこともあります。

ハイヒールを履く人だけではなく例えば、バレエ選手やダンス競技者のように、つま先に体重を乗せる体勢をとる人や、マラソン選手のように足への衝撃が繰り返される競技をしている人も、同様の原因によりモートン病になってしまう可能性があります。

いずれも、つま先に負担を掛けたからといって直ぐにモートン病になってしまうわけではありません。

常日頃からの積み重ねにより、次第に足の指が負担に耐えられなくなり悲鳴を上げてしまうケースが殆どです。

また、サイズの合っていない靴を長期間履き続けたり、外反母趾がひどくなることで足のバランスが崩れてしまいモートン病になってしまうケースもあります。

治すのには、何科に行けばよい?

モートン病の症状が出た場合に何科を受診すれば良いのか分からないことがあります。

まず、モートン病の症状のように足の指への痛みやしびれを感じた場合は、整形外科を受診しましょう。

整形外科で治る?

モートン病を整形外科で治すことは「十分に可能」です。

整形外科は、骨・筋肉・関節に関する疾患を中心に扱う医療機関のため、モートン病に関する知識・経験ともに豊富な施設です。

また、レントゲン(X線)検査やMRI検査など詳しい検査を受けることで「どこが悪くなっているか?」「別の病気がないか?」など、現在の状態を正確に知ることができるため効率の良い的確な治療を受けることができます。

治療内容も豊富で、電気療法やストレッチなどの治療から、投薬治療・手術療法などの医師にしかできない治療ができることも他の施設と大きく異なる点です。

整体院で治る?

モートン病を整体院で治すことは「一部可能」です。

まず、大前提として整体院を開設すること自体は資格や経験は必要なく誰にでもできます。

そのため、整体院によって技量の差が大きいということを知っておかなければいけません。

モートン病に対して、どのような施術を行うかも整体院によって全く異なりますが、一般的には歪みやバランスの崩れを矯正する施術が代表的です。

整体院に行く場合は、ホームページや口コミなどで十分に情報収集をした後に行かれることをおすすめします。

整骨院で治る?

モートン病を整骨院で治すことは「可能」です。

整骨院では、柔道整復師という国家資格を持った者が施術にあたります。

柔道整復師とは、骨折・脱臼・捻挫・打撲などの怪我に対しての処置を行うことができる資格です。

モートン病に対する知識・経験も豊富な施設のため安心して通うことができます。

治療内容は、電気治療・冷温罨法・超音波・手技療法などが中心に行われますが、それぞれの整骨院のよっては内容が異なる場合もあります。

カイロプラクティックで治る?

モートン病をカイロプラクティックで治すことは「可能」です。

カイロプラクティックは、骨格の歪みを手技療法により正しく調整することを基本としており、海外では日本よりも認知度が高い資格です。

モートン病のように、足の指のバランスが崩れている状態の疾患に対しても、バランスを調整することができるカイロプラクティックは十分に効果が期待できます。

しかし、整体院と同じように施設によって技量の差が大きい場合があるため注意が必要です。

鍼灸院で治る?

モートン病を鍼灸院で治すことは「可能」です。

鍼灸院とは、鍼灸師という国家資格を持った者が施術にあたります。

はり、きゅうを使いツボを刺激させることで、モートン病の症状緩和や自己治癒力を高めてくれる効果が期待できます。

特に整形外科や整骨院でのモートン病の治療で思うように治らなかった人などが鍼灸院を利用されるケースも多いです。

モートン病を治すには?

モートン病を治すためには様々方法があります。

ここでは、モートン病を治すための方法として用いられることの多いものを取り上げていきます。

薬で治る?

モートン病を薬で治すことは「可能」です。

モートン病では主に、消炎鎮痛剤という薬が処方されます。

主な効果は、痛みを抑える効果と炎症を取り除く効果です。

消炎鎮痛剤にもロキソニンやセレコックスなど多数存在しますが、どの消炎鎮痛剤が処方されるかは各整形外科によって異なります。

効果がない場合や、副作用が酷い場合などは別の薬が処方される場合もありますので必ず担当の医師に相談してみましょう。

手術で治る?

モートン病を手術で治すことは「可能」です。

ただし、モートン病に対して手術が行われることはそこまで多いケースではなく、最終的な方法として行われることが殆どです。

モートン病の手術は、神経の圧迫を解消させる手術や、傷ついた神経を取り除く手術が行われます。

入院は約1週間が目安で、その後リハビリテーションを継続して行うことになります。

回復過程は人により異なりますが、手術後2~4週間程度で痛みやしびれの回復がみられる人がいれば、術後しばらく経っても症状が残ってしまうという人もいます。

マッサージで治る?

モートン病をマッサージで治すことは「場合によっては可能」です。

まず大前提として、痛みやしびれがある場所をゴリゴリと強く揉むことは絶対におすすめできません。

ゴリゴリと強く揉むことで筋肉が傷つき、神経が興奮してしまうため、返ってモートン病の症状を悪化させてしまう危険性があります。

おすすめの方法は、痛みのある場所をさするくらいの力がベスト。

おそらく物足りないと感じると思いますが、筋肉や神経を傷つけることなく血行を促進させ、筋肉を和らげることができるため痛みやしびれが緩和されます。

インソールで治る?

モートン病をインソール(足底板)を着用することで治すことは「可能」です。

モートン病では、土踏まずのバランスが悪くなっている場合が殆どです。

土踏まずとは、足の腹側のくぼみの部分で、バランスをとったり足への衝撃を和らげてくれる大切な役割がある部分です。

そんな土踏まずのバランスを補正するためのインソールは「アーチパット」という土踏まず部分が膨れあがっているものを買うようにしてください。

もちろん、アーチパットの大きさや形などは様々な種類があるため、実際に履いて試してみなければアーチパットが大き過ぎたり高過ぎてしまい、返って症状を悪化させてしまう危険性があります。

インソールはスポーツショップなどで購入することができますが、整形外科などで足に合わせたインソールを作ってくれる場合もあります。

テーピングで治る?

モートン病をテーピングで治すことは「難しい」です。

ただし、一時的な症状の緩和は可能なため、場合によってはテーピングが必要とされる場合もあります。

例えば、モートン病の症状が出ているなかでの試合や仕事など、痛みやしびれを抱えながらでも身体を動かさないといけない場合などにはテーピングが効果的です。

ただし、あくまでもその場しのぎのため、テーピングをしていれば治るというわけでは点はご注意ください。

青竹踏みで治る?

青竹踏みでモートン病を治すことは「場合によっては可能」です。

青竹を踏むことで、硬くなった足の筋肉を和らげる効果が期待できるため、モートン病の改善に繋がることがあります。

しかしマッサージ同様に、やりすぎには十分に注意が必要です。

痛いと感じる場所に全体重を乗せて青竹を踏むことで筋肉や神経が傷ついてしまう危険性があります。

おすすめは、痛みの感じる場所は避けて、その周囲で青竹を踏むようにすること。

体重も全部乗せてしまうのではなく、少しずつゆっくりと青竹に体重を乗せていきます。

マッサージ同様に物足りないくらいの強さがベストです。

歩き方を変えると治る?

モートン病を、歩き方を変えることで治すことは「可能」です。

まず、基本的な「踵から着地して、つま先で蹴る」という歩き方を意識しましょう。

また、日常生活の姿勢にも注意が必要です。

例えば、立っている時や座っている時に、足の外側に体重を乗せるくせがある人は歩くときにも無意識に外側に体重を乗せてしまいます。

また、日頃から脚を頻繁に組んでいる人は、骨盤や脚のバランスが崩れてしまうことで理想の歩き方ができなくなってしまうため改善が必要です。

歩き方を変えるということは想像以上に難しく、あまりにも歩き方を意識し過ぎると返って症状を悪化させてしまうことになります。

歩き方を、歩いている中だけで改善しようとするのではなく、日常生活の姿勢から意識して改善することが大切です。

5本指ソックスで治る?

5本指ソックスでモートン病を治すことは「難しい」です。

5本指ソックス自体は履いて頂いても問題はありませんが、テーピング同様で履けば治るというものではありません。

ただし、スポーツをする時などは5本指ソックスを履くことで踏ん張りがきいて力が発揮しやすいというメリットはあります。

モートン病を治してくれる名医は?

モートン病の臨床経験も豊富で人気の先生をご紹介します。

今後の病院選びの参考なりますと幸いです。

・名医の紹介
【桑原靖 医師】
所属病院:医療法人社団輝幸会 足のクリニック
〒150-0001東京都渋谷区神宮前 6丁目 28-6キュープラザ原宿 7階

東京でも珍しい「足専門」のクリニックを2013年に開院。

形成外科、整形外科、皮膚科、血管外科、リウマチ科などの様々な視点から足の病気にも柔軟に対応してくれます。

モートン病の臨床経験も豊富で、痛みやしびれの改善だけでなく、再発の防止や理想的な身体の使い方まで親切丁寧に説明してくれます。

【作田浩一 医師】
所属病院:整形外科さくたクリニック
〒538-0043大阪府大阪市鶴見区今津南1丁目5-41

患者様の声にとことん耳を傾けてくれる先生です。

豊富な経験の中からモートン病に対しても最善の治療方法を提案してくれます。

丁寧な診察や検査が評判で、患者様が納得して治療を受けることができる安心感が評判です。

【高原一洋 医師】
所属病院:タカハラ整形外科クリニック
〒813-0016福岡市東区香椎浜3丁目2-8メディコプラザ香椎浜内

体外衝撃波疼痛治療装置や、足底圧を計測できるゲート・ビューなどの最新機器を取り揃えて様々な足の病気にも対応してくれます。

治りの悪いモートン病も、根本から原因を探しだし解決してくれるため福岡でも高い人気を誇っています。

・モートン病が治った人のブログの紹介

【モットン病手術日記】
この方はモートン病による手術体験をブログで綴ってくれています。

モートン病の怖さや、治癒までの大変さが伝わる内容になっており非常に参考になるブログです。

リンク先:https://ameblo.jp/moukon-funk/

【走って泳いでどこまでも】
市民ランナーとして日々トレーニングに励んでいる筆者さんがモートン病になった時に行ったことが綴られています。

リンク先:https://covtana.hatenablog.com/entry/2020/09/18/183241