高性能インソールとして世界中のアスリートや医療現場で支持されている「スーパーフィート(Superfeet)」。

しかし、いざ購入しようとすると

「サイズの選び方が分からない」
「靴のサイズと同じでいいの?」
「カットして使うってどういうこと?」

と迷う人が少なくありません。

この記事では、スーパーフィートのサイズの見方や選び方、カット方法、そして失敗しないポイントを詳しく解説します。

スーパーフィートのサイズ表記について

スーパーフィートのインソールには「A〜H」までのアルファベットでサイズが表記されています。

これは靴のサイズ(cm)に対応する目安で、以下のように分類されています。

スーパーフィートのサイズ対応表(目安)

サイズ 対応靴サイズ(cm)
A 21.0〜22.0cm
B 22.0〜23.5cm
C 24.0〜25.5cm
D 26.0〜27.0cm
E 27.5〜29.0cm
F 29.0〜30.5cm
G 31.0〜32.0cm
H 32.5cm以上

ただし、シリーズやモデルによって若干異なる場合があります。

特に「女性専用モデル」や「子ども用モデル」は、同じアルファベットでも対応サイズが異なることがあるため、購入前に公式サイトや商品パッケージの表記を確認しましょう。

靴のサイズと同じにしてはいけない理由

スーパーフィートのサイズを選ぶ際に多いミスが、「靴のサイズと同じで選べば良い」と考えてしまうことです。

実際には、スーパーフィートはトリミング(カット)して使うことが前提のインソールです。

つまり、「靴の中敷きより少し大きめ」を選び、後から自分の靴に合わせて切ることで、よりフィット感の高いカスタマイズができます。

最初から小さめを選んでしまうと、サポートが足りなくなったり、かかとの位置が合わずに効果を十分に発揮できなくなることがあります。

トリミング(カット)の方法

1. 元の中敷きをテンプレートにする

靴の中に入っている既存のインソールを取り出し、それをスーパーフィートの上に重ねます。

そして、つま先部分をペンでなぞりながらカットラインを引きます。

2. ハサミで少しずつカット

最初から大きく切ってしまうと失敗の原因になります。

少しずつカットして、靴に合わせて微調整するのがポイントです。

3. かかと位置を合わせて確認

スーパーフィートの最も重要な部分は「ヒールカップ(かかとのくぼみ)」です。

つま先よりも、まずかかとが靴の後部にしっかりフィットしているか確認しましょう。

サイズ選びで失敗しない3つのポイント

1. 必ず靴の中敷きを取り外して確認する

靴によっては中敷きが厚かったり、形が特殊なものもあります。

そのまま重ねて使うとスペースが足りなくなり、足が圧迫されることがあります。

購入前に「中敷きが取り外せる靴かどうか」を確認しましょう。

2. かかとを基準にサイズを合わせる

つま先の位置よりも、かかとのフィットが重要です。

スーパーフィートは「かかとを正しい位置に導く」設計思想で作られているため、かかとが浮いたりズレたりしないサイズを選ぶことが大切です。

3. モデルによってサイズ感が異なる

同じ「Dサイズ」でも、「All-Purpose Support」「Active Cushion」などのシリーズによって微妙にサイズ感が異なります。

オンラインで購入する際は、できるだけ公式サイトのサイズガイドを確認するか、取り扱い店舗で試着するのが安心です。

子どもや女性専用モデルのサイズ選び

スーパーフィートには「WOMEN’S」「KID’S」シリーズもあります。

これらは単に小さいサイズというだけでなく、足幅やアーチ構造に合わせた専用設計になっています。

女性用モデルの特徴

女性は一般的に男性よりも踵が細く、足のアーチ形状も異なります。

そのため、女性用スーパーフィートはかかとカップがやや狭く、アーチサポート位置も微調整されています。

同じサイズ表記でも「女性用C」と「男性用C」ではフィット感が違います。

子ども用モデルの特徴

成長期の子どもの足は、骨格が柔らかく変形しやすい状態です。

スーパーフィートのKID’Sシリーズは、適度なサポートと柔軟性を両立し、足の成長を妨げない設計になっています。

サイズ選びでは「今の足にぴったり」よりも、「半年先を見越した少し大きめ」がおすすめです。

スーパーフィートの試着方法

購入前に試着できる店舗では、以下のステップで確認すると良いでしょう。

  1. 靴の中敷きを取り出し、スーパーフィートを入れる
  2. かかとをしっかりとヒールカップに合わせて立つ
  3. つま先が圧迫されていないか、土踏まずがしっかり支えられているかを確認する

もし土踏まずのサポートが強く感じても、1週間ほどで慣れることが多いです。

初めは短時間から使い始めるのがコツです。

スーパーフィートのサイズは「少し大きめ」を選ぶのが基本

スーパーフィートのサイズ選びで重要なのは、靴サイズそのものではなく、かかとの安定とアーチの位置を基準に考えることです。

一般的には「いつもの靴サイズより1段階大きめのインソール」を選び、靴に合わせてカットして使うのがベストです。

フィットしたサイズのスーパーフィートを使えば、足の疲れ軽減、姿勢の改善、スポーツパフォーマンスの向上など、多くの効果が期待できます。

逆にサイズが合っていないと、せっかくの高性能インソールも十分に力を発揮できません。

ぜひ、あなたの足と靴に合った最適なサイズを見つけて、スーパーフィートの本来の実力を体感してください。