強剛母趾ってどんな症状ですか?

足の親指の母趾基節骨と第一中足骨の間には、母趾中足関節(MTP関節)という関節があります。

親指の付け根にあり、指先から数えると2番目の関節です。

この母趾中足趾関節(MTP関節)に変形性関節症が生じる疾患を強剛母趾と言います。

強剛母趾の見た目、痛みの症状について

強剛母趾の見た目としては、足の親指のつけ根が腫れ、関節の骨が上に隆起するような状態になります。

また親指の付け根が尖ったように骨がでてくることもあります。

痛みの症状としては、親指の付け根に強い痛みが生じます。

歩行時や裸足での立ち上がりの時に痛みます。

そのため普段の生活への支障が大きいです。

また歩行時には、親指が痛むため無意識にかばってしまい他の部分に痛みが生じる可能性があります。

外反母趾と強剛母趾の違いは?

外反母趾は、足の指がうまく使えず足の筋肉が低下します。

それにより足の筋力低下による偏平足(土踏まずがない)が見られるのが特徴です。

強剛母趾の場合は、繰り返す損傷によって起こる場合がほとんどです。

繰り返しの損傷としては、長時間の歩行、バレエのポワントなどの足を過度に使うことで生じる疾患です。

運動の反復動作によって症状をおこすため、足全体が筋肉質となり筋肉が肥大した形の偏平足(土踏まずがない)になります。

また痛みの部位も異なります。

外反母趾の場合は親指、甲側に著明な痛みが生じますが、強剛母趾は、親指の出っ張り部分を中心に痛みが生じます。

外反母趾と違い、足の過度の使用により腰に波及するまでの足全体の張りを認めます。

そのため、筋肉が全体的に硬くなることが多いです。

痛風との違いは?

痛風は「風が吹いても痛む」といわれ、激しい痛みを伴うことで広く認知されています。

痛風の原因としては、身体の中にたまった尿酸が関節の中で結晶化し炎症を起こします。

高カロリーの食品やプリン体の多い動物性食品の過剰摂取や過度の飲酒や運動不足など、生活習慣病とも関係の深い病気です。

親指の付け根の関節が腫れることが多く、歩行困難になるほど激痛が走ります。

特徴は突発的に症状が起きるため、数日発作が続いた後、少しずつ痛みがなくなります。

強剛母趾と痛風の痛みが生じる部位はほとんど同じです。

しかし、採血結果で尿酸値が上昇しておらず、足の痛みが数日で引かない場合は強剛母趾である可能性が高いです。

強剛母趾の原因は?

強剛母趾の原因は、整形外科では判らないことが多いです。

一般的には、

関節の動きをスムーズにする軟骨がすり減る、変形することで骨と骨の隙間がなくなることが原因

と言われます。

しかし、本当の原因は、

足の過剰回内による足裏の体重支えの偏り

です。

要するに

足の過剰回内(かかとが内側に倒れてしまっている)

が、全体重を足の一部で受けるような形にしているということです。

体重が一部分に多く乗ってくるので、その部分が痛む、ということですね。

過剰回内を引きを超す体のバランスを整え、足の形と足裏の圧(足圧)の状況を計測して、歩き方を変えると改善されます。

強剛母趾を治すには何科にいく?

強剛母趾を治すには、整形外科に行くのが一般的です。

ただ、外反母趾と勘違いされやすいので、自分の痛みや症状や足の状態をよく見ておくことが大切です。

整形外科での治療は、湿布で冷やしたり、痛み止めの薬をもらうことが一般的です。

あまりにひどいときは、手術を勧められることもあります。

2019年に、強剛母趾は歩き方を正せば治る、ということが発表されました。

痛みが止まらない強剛母趾は、ゆるかかと歩き指導院で治すことが可能になっています。

強剛母趾の治療法は?

症状の程度によって異なります。

治療の種類としては大きく3つあります。

保存治療・対処方法・手術です。

一般的な治療法、対処方法について

最初の治療選択としては保存療法です。

底の硬いインソールを作る、つま先の硬い靴に変える、テーピングをすることが保存治療にあたります。

保存治療でも痛みの改善がない場合手術の適応になります。

痛みの対処方法については、痛み止めを内服しコントロールすることが重要になります。

手術はどんな内容か?

手術の方法は主に2パターン。

骨棘切除術(関節唇切除術、関節緑切除術)と関節固定術があります。

他にも切除関節形成術と人工関節置換術があります。

骨棘切除術は第1中足骨の背側の骨棘を削って、母趾を反らしても骨同士がぶつからないようにする手術です。

比較的初期の強剛母趾に有効とされています。

関節固定術は軟骨のすり減りが著しく、骨棘の切除だけでは効果が期待できない場合に、痛い関節を固定して動かなくすることで痛みをなくします。

切除関節形成術では、関節をつくる一部の骨を取って骨同士が接触しないようにする方法です。

もう1つは、骨の一部を人工物にする人工関節置換術があります。

手術した場合の入院期間はどれくらいか?

入院期間は1〜2週間程度です。

足関節ブロック麻酔では手術直後から松葉杖をついて片足でトイレ歩行のみ可能であることが多いです。

自分で治せるか?

悪い足の使い方と、身体のゆがみを改善することで症状は改善します。

足の使い方については自分で改善できますが、身体のゆがみの改善をすることは難しいです。

なので、最初に、バランスが崩れてしまった体を整えて元に戻し、正しい歩き方を習得するのが一般的です。

自然になおるか?

足への負担を改善しないことには良くなることはないです。

保存治療でも効果がない場合には、手術の適応になります。

そのため自然に治癒することはありません。

強剛母趾の治療に使うインソールってどんなのがよい?

強剛母趾になる原因は、足のアーチの形の崩れです。

その足のアーチの崩れを引き起こしているのは、足の過剰回内です。

正しい歩き方をすれば、足の過剰回内は解消できますので、強剛母趾も解消できます。

足の過剰回内を解消する目的のインソールは、早めに強剛母趾を治す手助けになります。

ただし、根本的に治す、再発を防止するには、歩き方を変える必要があります。

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