• 足の親指の付け根の関節が腫れて痛む
  • 足の親指を上に反らすと、強い痛みを感じる
  • 足の親指の付け根が痛くて、歩けなくなる

・・・それは、

強剛拇趾(きょうごうぼし)

と呼ばれる症状です。

強剛母趾とは?どんな症状?

母趾中足趾関節(MTP関節)に変形性関節症が生じる疾患を強剛母趾

赤丸部分が変形する

足の親指の母趾基節骨(第一基節骨)と、第一中足骨の間には、母趾中足関節(MTP関節)という関節があります。

親指の付け根にあり、指先から数えると2番目の関節です。

この母趾中足趾関節(MTP関節)に

変形性関節症が生じる疾患

を強剛母趾と言います。

強剛母趾の見た目、痛みの症状について

強剛母趾の見た目は、

足の親指のつけ根が腫れ、関節の骨が上に隆起するような状態

になります。

また親指の付け根に、

尖ったように骨(骨棘)

がでてくることもあります。

親指の付け根に強い痛みが生じます。

歩行時や、裸足での立ち上がりの時に痛みます。

そのため普段の生活への支障が大きいです。

また、親指が痛むため無意識にかばってしまい、他の部分にも痛みが生じる場合もあります。

外反母趾と、強剛母趾の違いは?

外反母趾は、親指が「く」の字に曲がる症状です。

外反母趾とは、どんな症状?どうして親の骨が曲がるの?治療や予防法、治し方についてです。

外反母趾

痛む場所は、「く」の字のでっぱり部分になります。

強剛母趾の場合は、足の甲側で、親指の付け根が痛みます。

痛風との違いは?

痛風

赤く腫れて痛む痛風


痛風は「風が吹いても痛む」と言われます。

「激しい痛み」を伴うことで広く認知されています。

親指の付け根の関節が腫れることが多く、歩行困難になるほど激痛が走ります。

特徴は、

  • 急に痛み出す
  • 突然痛くなる

突発的に症状が起きることです。

数日発作が続いた後、少しずつ痛みがなくなります。

強剛母趾と、痛風の痛みが生じる部位は、ほとんど同じです。

  • 採血結果で尿酸値が上昇していない
  • 足の痛みが数日で引かない

場合は、強剛母趾である可能性が高いです。

強剛母趾の原因は?

強剛母趾の原因は、

整形外科では判らない

ことが多いです。

一般的には、

関節の動きをスムーズにする軟骨が、

「すり減る」
「変形する」

ことで、骨と骨の隙間がなくなることが原因

と言われます。

しかし、本当の原因は、

足の過剰回内による足裏への体重の偏り

です。

足の過剰回内(かじょうかいない)が、強剛母趾を引き起こす流れ

足の過剰回内とは、簡単に言うと、

「かかと」から「つま先」が内側に倒れてしまっている状態

です。

足の過剰回内

足の過剰回内

足が内側に倒れこむことによって、親指付近に力が入ります。

全体重を、親指付近で支える形になります。

この状態で

蹴りだすような歩き方

をすることで、足の親指(母趾)に

上向きの力

が加わり続けます。

これが親指の付け根付近の変形を招き、

強剛母趾の原因

になっています。

強剛母趾を治すには、何科にいく?

強剛母趾を治すには、

整形外科に行くのが一般的

です。

ただ、

外反母趾と、勘違いされやすい

ので、

痛みや症状や、足の状態をよく見ておくことが大切

です。

整形外科では

「治し方はない、やるなら手術」

と考えられているので、治療に関しては、興味は薄い感じです。

整形外科での治療

整形外科での治療は、

  1. レントゲンで骨の状態を確認
  2. 湿布で冷やす
  3. 痛み止めの薬をもらう

という内容が一般的です。

あまりに状況がひどいときは、

手術を勧められる

こともあります。

主には、痛みを止める治療です。

根本的に強剛母趾を治すのであれば、足の専門整体へ行くことになります。

強剛母趾を治すには、足の専門整体

2019年に、

強剛母趾は、歩き方を正せば治る

ことが発表されました。

痛みが止まらない強剛母趾は、

ゆるかかと歩き指導院

で治すことが可能になっています。

  1. 何らかの理由で、過剰回内を引き起こす、体の使い方を確認し
  2. 過剰回内を解消する足の使い方に変え
  3. 蹴りだすような歩き方を改善

すると、強剛母趾は解消します。

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強剛母趾の治療法は?

症状の程度によって異なります。

また整形外科か、足の専門整体によっても治療法が違います。

整形外科での強剛母趾の治療としては、大きく3つあります。

  1. 保存治療
  2. 対処方法
  3. 手術

です。

整形外科での強剛母趾の一般的な治療法、「保存療法」

最初の治療選択としては、

保存療法

です。

  • 専用のインソールを作る
  • つま先が上がった靴に変える
  • テーピングをする

などが保存治療にあたります。

痛み止めの内服、注射などもしますが、一時的な治療です。

根本的には改善しません。

保存治療でも痛みの改善がない場合は、手術になります。

手術はどんな内容?

強剛母趾治療のための手術は、主に2パターンです。

骨棘切除術
(関節唇切除術、関節緑切除術)

関節固定術

です。

他にも「切除関節形成術」と「人工関節置換術」があります。

骨棘切除術は、骨にできた(とげ)を切る

骨棘切除術は、第1中足骨の背側の骨棘を削る手術です。

母趾(親指)を反らしても、骨同士がぶつからないようにします。

比較的初期の強剛母趾に有効とされています。

関節固定術は、関節を固定する

関節固定術は、軟骨のすり減りが著しく、骨棘の切除だけでは、効果が期待できない場合に用います。

痛い関節を固定して、動かなくすることで痛みをなくします。

切除関節形成術、人工関節置換術

「切除関節形成術」は、関節をつくる一部の骨を取って、骨同士が接触しないようにする方法です。

人工関節置換術は、骨の一部を人工物にする方法です。

強剛母趾の手術をした場合、入院期間はどれくらい?

強剛母趾の手術をした場合、入院期間は1〜2週間程度です。

足関節ブロック麻酔では、手術直後から松葉杖をついて、片足でトイレ歩行のみ可能であることが多いです。

強剛母趾は、自然になおる?

強剛母趾は、足への負担を改善する必要があります。

足の過剰回内と歩き方を変えない限り、歩く度にひどくなります。

自然に治癒することはありません。

強剛母趾は、マッサージで治る?やり方は?

強剛母趾の原因は、足の過剰回内が引き起こす、足裏のバランス崩れです。

マッサージをしても治りません。

足の専門整体での治療は、手術もサポーターも、テーピングもなし

足の専門整体での治療は、

強剛母趾の原因をハッキリ把握

して、患者に合わせた施術をしてくれます。

なので、中々治らない整形外科に比べて、

早く改善するケースが多い

です。

強剛母趾になった原因は、足の過剰回内。

まずは、こうなった理由を「足圧測定」で調べます。

「足圧測定」で足裏への体圧のかかり方を確認

強剛母趾は、足裏への体重の圧力が、親指付近に偏っていることが原因です。

足裏の足圧測定によって、あなたの場合はどうなっているか?を確認します。

「姿勢分析」で体の使い方を確認

足圧を確認した後は、姿勢分析です。

足の過剰回内が体に与えている影響

また

過剰回内を引き起こした体の使い方

を分析します。

これによって、

  1. 体をどう使使えば、
  2. 過剰回内が起こらないようにし、
  3. 足圧が均等にのるような歩き方に改善

する方法を見つけることができます。

足裏への体重の乗り方に、気を付けた歩き方に変更

分析結果によって、

  1. 体のバランスが崩れている部分
  2. 過剰回内の原因
  3. 変える所

が判ります。

その後は、自分で、

正しい体と足の使い方を意識した歩き方

をするだけです。

歩き方を変えるだけなので、強剛母趾を自分で治すことができます。

何度も言いますが、強剛母趾は、

親指付近に体重が乗ったまま、蹴りだすような歩き方をすること

が原因です。

なので、

足裏への圧力を均等にするよう意識し、正しい歩き方をする

ことで症状が改善していきます。

強剛母趾を解消するのが「ゆるかかと歩き」

足裏への圧力を均等にするよう意識し、正しい歩き方に導いてくれるのが、

ゆるかかと歩き

です。

この歩き方に変えるだけで、過剰回内は解消し、強剛母趾が改善します。


「ゆるかかと歩き」って何ですか?

「ゆるかかと歩き」をマスターして、自分で外反母趾を治しましょう。

「ゆるかかと歩き」

「ゆるかかと歩き」とは、最近発表されて、まだあまり知られていない

足・腰の不具合を自分で治せる歩き方

です。

2019年に、解説する本が出版されたばかり。

足・腰・ひざの痛みが消える ゆるかかと歩き

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感想(4件)

それ以来、もう

全国で1万人以上

が足の痛みを改善しています。

「ゆるかかと歩き」でどうやって治すの?

ゆるかかと歩き?

歩くだけで、
どうやって治すの?

ですが、本当に

体重の乗せ方を変えて歩くだけ

です。

癖がついた原因も解消する必要があります。

ただ、今の歩き方になったのは、

体に変なクセがついているから

です。

クセが付いた理由は、人によって違いますが、その原因は

足が過剰回内

足の過剰回内

足の過剰回内

です。

過剰回内が体のあちこちに悪い影響を与える

足の過剰回内は、体のあちこちに悪い影響を与えます。
足の過剰回内が引き起こす様々な体のバランス崩れ、痛み

様々な体の不具合をつくりだす足の過剰回内

これを解消しないと、足のトラブル、体の痛みは解消しません。

なので、まずは、

そのくせを見つけるところがスタート

です。

体のクセを見つけるのは、「姿勢分析」と「足圧測定」をやれば完璧

体のクセを見つけるには、

「姿勢分析」

をして、

体の偏った力の入れ方

を確認する必要があります。

姿勢分析

自分では気がつかないクセ

姿勢分析

姿勢分析で色々判ります

また、人によって

  • つま先側に力が入り過ぎている
  • 偏平足(土踏まずが無い)
  • 浮指

など、足の裏への体重の乗る部分、

「足圧」

が違います。

足圧を見ると、バランスが崩れがハッキリ確認できます。

人によって違う原因

「姿勢分析」と「足圧」を計測して

あなたに合った体の使い方

をしながら、

ゆるかかと歩き

をする必要があります。

正しいゆるかかと歩きで半年後に元のキレイな足が戻ってくる

歩き方を改善

歩き方を改善

正しいゆるかかと歩きをすれば、

  • 痛む外反母趾
  • 小指が曲がる内反小趾
  • モートン病
  • 中足骨骨頭部痛
  • 足底筋膜炎
  • 強剛母趾
  • ハンマートゥ

など足のトラブルが改善します。

痛みのひどさ、指の角度にもよりますが、だいたい

  • 痛みは1週間
  • 足の角度は半年

くらいで改善しています。

「姿勢分析」と「足圧測定」ってどこでやってもらえるの?

「姿勢分析」と「足圧測定」は、全国各地の

「ゆるかかと歩きの指導院」

でやってもらえます。

関西では、大阪の河内長野市、

南花台田辺整骨院・整体院 さん

が有名です。

全国で100人近くいるインストラクター(指導員)でも、

100人以上改善した実績

がないと認定されてない

マスター・インストラクター

です。
(2023/03/31 現在で全国で3人)

また、2023年10月末に、

累計800人の足改善

を達成されました。

また、他のゆるかかと歩き指導院でもダメだった足も改善されています。

確実に、

足の過剰回内と、蹴りだす歩き方

を改善させる

「ゆるかかと歩き」

を指導してもらえます。

本気で治したい人は、一度、

「姿勢分析」と「足圧測定」

に行ってみて下さい。

強剛母趾の治療で「ゆるかかと歩き」を始める前に、まず足圧測定と姿勢分析を受けるにはこちら