外反母趾の手術についてのまとめです。

外反母趾の手術については、下記動画が判り易いです。

ただ、

外反母趾は殆どの場合、手術しなくても解消

できます。

高い費用はもちろん、後遺症の痛みにも悩まされずにすみます。

足の痛みは1週間程度、形は半年もあれば戻ります。

従来の「骨の異常」という見方を変えた発見が、手術無しでも解消するようになった理由です。

2019年に発表された内容なので、古くからの整形外科医さんでは、まだ情報が回ってない可能性あります。

外反母趾の原因が判らないというお医者さんでは治せません。

外反母趾の原因は、

  1. 何らかの体の使い方が原因で、足が過剰回内の状態になり
  2. 親指付近に体重を乗せて
  3. 蹴りだすような歩き方をするため

です。

なので、

  1. 足裏への体重のかかり方を計測し、
  2. おかしくなってる姿勢を整え、
  3. 歩き方を変える

と治ります。

外反母趾を自宅で改善する「ゆるかかと歩き」

外反母趾は、2019年頃から自分で治せる症状になっています。

その方法が

ゆるかかと歩き

です。

手術で大金と、無駄な入院で時間を使うよりは、一度

外反母趾を2019年から700人以上改善した、ゆるかかと歩きの指導院

で指導を受け、試してみてください。

外反母趾の手術ってどんな内容?

外反母趾の手術についてです。

痛みが強くなり、靴を履いて歩行をすることがつらくなると、手術を行います。

DLMO(デルモ)法

そして、外反母趾の手術法の中で、最も一般的なのは、中足骨を骨切りして矯正する方法です。

DLMO(デルモ)法といい、主に軽症から中程度の外反母趾に適応される術法です。

具体的には、中足骨の遠位部(趾先に近い部分)か、近位部(足首に近い部分)で、第1中足骨を骨切りし、母趾の変形を矯正します。

固定させるために、チタン製のスクリュー を1本使用します。

シェブロン法

次に、シェブロン法とは、軽症から中程度の場合に行う術法です。

母趾中足骨の末梢部をV字型に切り取り、骨軸をずらします。

必要に応じて出っ張りを削ることがあり、手術後は原則入院が必要です。

マン法

そして、マン法とは、重度の外反母趾に対して行う手術です。

中足骨の根元を切り曲げて、軸をずらします。

シェブロン法に比べると、切開も多くなり、必要に応じて、出っ張っている部分を削る場合があるでしょう。

その他

また、筋肉の付け根の部分を切り離し、緩めたりして、足裏のバランスを整える手法を行う場合もあります。

手術後も注意、外反母趾の再発も

このように、変形の重症度に応じて、手術の使い分けが必要です。

しかし、手術が終わった後で、合併症が起こる場合があります。

第1中足骨を短くしすぎたり、母趾が上を向いていると、新たに足の裏側に痛みを生じることもあるでしょう。

外反母趾の治療では、痛みを和らげることが優先です。

そのため、見た目を良くする手術ではありません。

もし、仮に形を整えても、不適切な靴を履き続ければ、変形は再発してしまいます。

手術費用は、いくらかかる?

外反母趾の手術費用についてです。

外反母趾の手術は、保険適用となることが一般的です。

3割負担の場合は、総額で片足10〜20万円で、入院する場合は、20~30万円前後が必要になります。

両足の場合は、10万円前後追加になるでしょう。

しかし、手術内容や入院する期間によっても、金額は変動します。

費用については、事前に医療機関にて、確認すると良いでしょう。

また、外反母趾の治療を受けた場合は、年間の医療費が10万円を超えるなら、確定申告にて還付金が受け取れます。

日帰りできる?入院日数は?

外反母趾の手術は日帰りで可能?入院日数は?についてです。

外反母趾の手術は、日帰りで行える内容もあります。

DLMO(デルモ)法といい、日帰り手術として増えてきている術法です。

主に軽症から中程度の外反母趾に行います。

しかし、重度の外反母趾に対して行う手術では、切開も多くなり、出っ張っている部分を削ることもあります。

また、全身麻酔を使用する場合は、症状や状況によっては、4~5日の入院が必要です。

長くても、1~2か月の入院が必要となります。

また、外反母趾の他に、持病がある場合には、使えない薬がある場合があるので、入院期間が変動します。

外反母趾で手術で治る?

外反母趾は手術で治ります。

手術後の経過は?いつから歩ける?傷は残る?

手術後は、どういう経過になるか。

いつから歩けるようになるか。

傷跡は残るのかどうか?についてです。

手術後の経過には個人差はあります。

手術後2~3日で歩行が出来て、1週間ほど経つと、痛みが楽になってくるのが一般的です。

その後は、定期的に通院をして、徐々に足に体重をかけながら、リハビリを行います。

頻度は症状によって異なりますが、月に1回程度の通院が必要です。

手術後は、日常生活復帰するのに約2ヵ月が必要になるでしょう。

また、スポーツ復帰するには、約3ヵ月が必要です。

手術後には、浮腫があるので、腫れているのがわかります。

しかし、一年半後には、手術後の傷跡はほとんどわからない程度に落ち着きます。

全国の外反母趾の手術の名医

全国の外反母趾の手術の名医をご紹介します。

外反母趾を手術しないで治す方法はないの?

外反母趾を手術しないで治す方法についてです。

手術をしないで治すには、装具療法と運動療法と歩行指導療法があります。

装具療法

まず、装具療法についてです。

靴の中敷のようなもので、土踏まずの部分を少し高くする装具として、アーチサポートを装します。

縦アーチを、中足骨パッド(足趾の付け根の部分にある出っ張り)は横アーチの低下を防止し、痛みを和らげます。

また、趾の間に挟むセパレーター(ベルクマン、スーパートンチャンなど)や、外転装具があります。

また、テーピングを装着して、痛みを和らげることで、矯正を行う方法もあります。

親指の内側から外側に回しながら、足の甲側へ引っ張っていきます。

これらを、症状によって、いくつか合わせて使うことで、治します。

運動療法

次に、運動療法があります。

両足の親指にゴムバンドをひっかけ、かかとをくっつけた状態で、足を扇形に開いて、閉じる体操です。

こうすることで、変形した足の関節、筋肉や靭帯を柔軟にする効果が得られて、矯正がしやすくなります。

次に、足の指をグーパーと開く運動です。

足の指を曲げて、大きく開くことを繰り返して行い、足の指の筋力を鍛えます。

歩行指導療法

そして最後に、歩行指導による療法です。

ゆるかかと歩き(ネイティブウオーキング)を行うことで、外反母趾が改善されます。

足にもその骨格的に負担なく、自然で理にかなった動かし方や歩き方があるためです。

そして、私たちに備わっている“自然に回復していく力”があります。

そのため、間違った歩き方や足の使い方などのろ生活習慣を正すことが必要です。

人の骨格的に負担なく、理にかなった自然な歩き方である「屈曲歩行」と「二軸歩行」を組み合わせる方法があります。

それが、「ゆるかかと歩き(ネイティブウオーキング)」です。