外反母趾は、一般的には「女性に多い足の変形で、親指のつけ根が内側に張り出す状態」と説明され、女性に多いことが知られています。

しかし、よく言われる原因には誤解も多く、実際には

「体の使い方・重心バランス・過剰回内と歩き方」

が大きく関わっていると考えられます。

一般的に言われている女性に外反母趾が多い原因

世間一般や医療情報などで、女性に外反母趾が多い理由として挙げられるのは、次のようなものです。

靴に関する要因

先の細い靴やハイヒールを履くことが多いことが、女性に外反母趾が多い大きな理由とよく言われます。

足に合っていない靴、きつい靴、細い靴、ヒールが高い靴を長時間履くことで、足指や中足骨のつけ根に負担がかかりやすくなるとされています。

ですが、スニーカーしか履かない方が外反母趾になったりしてますので、これは間違いです。

遺伝や骨格構造の要因

家族に外反母趾が多い場合や、生まれつきの骨格構造(第1中足骨が長い、骨頭が丸い、偏平足傾向など)があると、外反母趾になりやすいと言われます。

こうした遺伝的・構造的な要因も、女性に外反母趾が多い理由として挙げられることが一般的です。

遺伝的要素もありますが、本当の原因ではないので、親が外反母趾でも、原因を取り除けば治ります。

筋力低下や開張足、その他の要因

加齢や筋力低下による足のアーチの崩れ(扁平足や開張足)、体重増加やBMIの影響、立ち仕事や長時間歩行による足への負担なども、女性に外反母趾が多い背景として説明されることが多くあります。

ただ、アスリートの方や、男性でも外反母趾になりますので、これも間違いです。

女性に外反母趾が多い本当の理由

女性に外反母趾が多い本当の理由として、より本質的なのは「普段の体の使い方や重心バランス、足の過剰回内と歩き方のクセ」です。

その流れを順を追って説明します。

1. 普段の体の使い方から内股の傾向がある

女性は骨盤の形状や筋力バランス、座り方・立ち方のクセなどから、内股になりやすい傾向があります。

内股になると股関節から膝、足首にかけてねじれが生じ、足全体が内側に回り込みやすくなります。

2. 足の内側に力が入りやすい状態になる

内股姿勢では、歩くときに体重が足の内側、つまり親指側に偏りやすくなります。

その結果、足裏全体をバランスよく使うのではなく、母趾(親指)側に荷重が集中しやすい状態が習慣化していきます。

3. そのため、足が過剰回内になりやすい

本来、足首が内側に軽く倒れる「回内」は、衝撃吸収に必要な正常な動きです。

ところが、内股や重心の偏りが続くと、かかとが内側に倒れすぎてしまう「過剰回内(オーバープロネーション)」になりやすくなります。

4. 過剰回内になると、親指付近に体重が過剰に乗る

過剰回内の状態では、土踏まずのアーチがつぶれ、足の内側に荷重が集まりやすくなります。

その結果、母趾球(親指のつけ根)周辺に繰り返し大きな負担がかかり、女性に多い前寄り重心とも相まって、親指側のストレスが慢性的になります。

5. その状態で、親指付近で蹴りだす歩き方をする

体重を十分にかかとから受け止めず、前足部、とくに母趾球に体重が乗ったまま、そこから強く蹴りだす歩き方を続けると、親指のつけ根の関節にねじれと圧縮力が加わり続けます。

6. 足の骨(中足骨)の間が徐々に広がる

長期間、母趾球に過剰な荷重とねじれがかかると、第1中足骨と第2中足骨の間が徐々に広がり、「開張足(足の横アーチの崩れ)」の状態になりやすくなります。

この横アーチが崩れた結果としての開張足が、親指のつけ根の骨が外へ張り出して見える土台を作ります。

7. その結果、外反母趾になる

中足骨が開き、母趾のつけ根の骨が外側へ押し出された状態で、親指先端は逆に内側(小指側)へ倒れ込んでいきます。

これが外反母趾です。

女性特有の内股傾向、前重心、過剰回内、母趾での蹴り出しが組み合わさることで、女性に外反母趾が多くなると説明することができます。

外反母趾がこれ以上ひどくならないために必要なこと

外反母趾の進行を防ぐためには、「足だけ」をいじるのではなく、次の3つをセットで見直すことが大切です。

1. 上半身の重心バランスを戻す

骨盤や背骨、頭の位置が前後左右に偏っていると、その崩れた重心を足元で補おうとして、足裏のどこか一部に過剰な負荷がかかります。

上半身の重心を真ん中に戻し、両足に均等に体重が乗る状態を作ることで、母趾に集中していた負担を減らすことができます。

2. 足の過剰回内を解消する

かかとが内側に倒れすぎる過剰回内をそのままにしておくと、いくら靴や足指だけをケアしても、再び母趾側に荷重が偏ってしまいます。

足首からかかとの向き、土踏まずのアーチの使い方を整え、足裏全体で体重を受け止められる状態に戻すことが重要です。

3. 歩き方を変える

前足部、とくに母趾球に体重を乗せたまま強く蹴り出す歩き方は、外反母趾を悪化させる大きな要因です。

かかとから静かに着地し、足裏全体で体重を受け取り、最後は指先でそっと送り出すような歩き方に変える必要があります。

これによって、中足骨の広がりや母趾球への過負荷を抑えることができます。

改善には「ゆるかかと歩き指導院」が適切

上半身の重心バランスの調整、足の過剰回内の解消、そして歩き方の改善は、自分一人で意識するだけではなかなか身につきにくいのが現実です。

そこで役立つのが、「ゆるかかと歩き指導院」での専門的な指導です。

ゆるかかと歩き指導院でできること

ゆるかかと歩き指導院では、姿勢(上半身の重心バランス)、足の過剰回内やアーチの状態、実際の歩き方(足の着き方・蹴り出し方)を一体として評価します。

そのうえで、「かかとにゆるく体重を乗せながら歩く」ための具体的な指導を行い、外反母趾の悪化要因である重心の偏り、過剰回内、母趾での蹴り出しを同時に見直していきます。

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外反母趾を悪化させたくない方へ

外反母趾の進行を本気で止めたい場合は、「足だけ」「靴だけ」の対処ではなく、姿勢と重心、足の過剰回内、歩き方まで含めた総合的な見直しが欠かせません。

その具体的なサポートを受けたい方は、ゆるかかと歩き指導院の中でも実績が豊富な大阪の南花台田辺整骨院・整体院での歩行改善指導を検討してみてください。