強剛母趾(きょうごうぼし)は、足の親指の関節(母趾MP関節)が変形し、可動域が狭くなって痛みが出る状態です。
ランニングをすると親指に負担がかかるため、強剛母趾が悪化しやすいのが特徴です。
強剛母趾の治療方法
ランニングを継続したい場合、まずは症状を軽減する方法を試すのがおすすめです。
保存療法(手術をしない方法)
- インソール・足底板の使用 – 硬めのソールやアーチサポートで負担を軽減
- 薬・注射 – 炎症を抑えるNSAIDsやヒアルロン酸注射
手術療法
- 関節形成術(骨の一部を削る)
- 関節固定術(親指の関節を固定)
最新改善策は、歩行改善
近年、「歩行の改善」が強剛母趾の症状軽減に効果的であることが注目されています。
強剛母趾は、足の過剰回内の影響で、足の親指付近に体重が乗り過ぎた状態で、親指を上に反らしながら歩いていることが原因です。
足裏の体重分散と、適切な重心移動で改善します。
強剛母趾を軽減するランニングシューズ
- HOKA ONE ONE Bondi シリーズ – クッション性が高くロッカー形状
- Nike ZoomX Invincible Run – つま先の動きをスムーズに
- ASICS GlideRide シリーズ – ロッカー構造で母趾の曲げを軽減
- New Balance Fresh Foam More v4 – 厚底で衝撃を和らげる
強剛母趾を治しランニングを続けたい場合は、歩行改善を試す。
2025年現在では、下記のような治療法があります。
- 保存療法(インソール・ストレッチ・薬)や手術療法がある
- 2025年現在、「歩行改善」による改善実績が注目されている
- 適切なランニングシューズを選べば痛みを軽減しながら走ることも可能
ランニングを継続するためには、足裏の体重分散と重心移動、親指を反らさない歩き方にする歩行改善が効果をあげています。
歩行指導のある整形外科や、歩行指導に定評のある専門院(ゆるかかと歩き指導院)で、
- 姿勢分析
- 足圧分析
- 歩き方のチェック
を受け強剛母趾を治しましょう。