強剛母趾は自然治癒する?それともしない?についてまとめました。

強剛母趾(きょうごうぼし)とは?

強剛母趾(きょうごうぼし)とは、足の親指の付け根(第一中足趾関節)が硬くなり、動かしにくくなる疾患です。

症状が進行すると、歩行時の痛みや腫れが生じ、日常生活に支障をきたすことがあります。

特に40代以降の方に多く見られます。

原因

強剛母趾の主な原因は、足の過剰回内と、母趾(足の親指)を反らして歩く歩き方にあります。

なぜ母趾を反らして歩くと強剛母趾になるのか?

  1. 歩行時に親指を強く反らせることで、第一中足趾関節に過剰な負荷がかかる
  2. 継続的なストレスによって関節が炎症を起こし、軟骨がすり減る
  3. 軟骨が摩耗することで関節の動きが悪くなり、可動域が制限される
  4. やがて関節が硬直し、痛みが慢性化する

強剛母趾は自然治癒しない

強剛母趾は、一度進行すると歩き方を変えない限り自然治癒することはありません。

強剛母趾の悪化を防ぐための対策

自然治癒はしないため、早めに対策を講じることが重要です。

正しい歩き方を意識する

  • かかとから着地し、スムーズに重心を移動させる
  • 母趾を反らさず、地面を押し出すイメージで歩く
  • 歩行指導を受けることも有効

強剛母趾は自然治癒しませんので、お早めに適切な処置を

強剛母趾は母趾を反らす歩き方が原因で起こり、自然治癒することはありません。

進行すると関節の変形が進み、痛みが慢性化するため、早めの対策が重要です。

正しい歩き方を意識することで、症状の改善させ、痛みのない快適な生活を送ることができます。

すでに痛みが強い場合は、早めに専門医に相談しましょう。