強剛母趾を治療できる病院や整骨院の選び方、診療科目、治療方法、そして大阪で治療が受けられるおすすめの病院・整骨院について詳しく解説します。
強剛母趾の治療は何科を受診すればよい?
強剛母趾の治療は何科を受診すればよいのか?についてです。
整形外科
強剛母趾は骨や関節の疾患のため、まず整形外科を受診するのが基本です。
レントゲンやMRIなどの画像検査を行い、関節の変形や炎症の程度を確認します。
強剛母趾は、歩行時の足裏への体重分散のバランス崩れが原因なので、歩行指導のある整形外科を選びます。
歩行指導のある整形外科は少なく、通常は次で述べる足の専門クリニックになります。
足の専門クリニック(フットクリニック)
外反母趾や足底腱膜炎など、足の疾患を専門に扱うクリニックでも診察可能です。
専門の医師が足の構造や歩行習慣を分析し、適切な治療を提案してくれます。
整骨院・整体院
強剛母趾の原因である歩行時の足への力の入れ具合を正してくれます。
体重が足の親指付近に乗りやすい姿勢や、痛みに繋がる歩行方法を改善することで、痛みを改善し完治まで導いてくれます。
ただ、強剛母趾にしっかり対応してくれる整体院、整骨院はまだ少ないのが現状です。
病院での診察・治療方法
病院での強剛母趾の診察・治療方法についてです。
診察の流れ
- 問診:いつから症状が出ているのか、どの程度の痛みがあるのかを確認。
- 触診:関節の可動域や圧痛の有無をチェック。
- 画像診断:レントゲンやMRIで骨や関節の状態を確認。
治療方法
1. 保存療法(軽度~中等度)
- インソール(足底板)療法:特製のインソールを使用し、関節への負担を軽減。
- 薬物療法:消炎鎮痛剤(湿布・内服薬)で痛みや炎症を抑える。
- リハビリテーション:ストレッチや筋力強化運動を行い、関節の動きを改善。
- 装具療法:テーピングやサポーターを活用。
残念ながら、保存療法では改善することは珍しいです。
根本的な原因は足裏への体重の乗り方の不具合なので、強剛母趾治療には、歩行改善が必須です。
2. 手術療法(重度の場合)
- 関節形成術:関節の骨を削り、動きを改善。
- 関節固定術:変形が重度の場合、関節を固定して痛みをなくす。
- 人工関節置換術:関節が完全に破壊されている場合に人工関節を挿入。
手術をしても、歩き方が変わらなければ再発します。
2025年現在では手術よりは歩行改善が治療の主流になりつつあります。
大阪で強剛母趾の治療ができる病院・整骨院
大阪で強剛母趾の治療ができる病院・整骨院についてです。
治療ができても、改善できるかはまた別です。
痛みが軽減している間に、歩行改善に取り組む必要があります。
1. 大阪Footクリニック(大阪市北区)
- 特徴:足の専門クリニックで、強剛母趾や外反母趾の治療に特化。
- オーダーメイドインソールの作成が可能。
- 足の外科認定医が在籍。
2. 三国ゆう整形外科(大阪市淀川区)
- 特徴:強剛母趾の保存療法を中心に治療。
- インソール療法や装具療法が充実。
3. 南花台田辺整骨院・整体院(大阪府河内長野市)
- 特徴:年間100人以上の強剛母趾・外反母趾患者の実績。
- 姿勢や歩行指導を行い、根本的な改善を目指す。
- 適切な足の分析により、痛みは1ヵ月、完治は3ヵ月~4か月で可能の名医です。
痛む強剛母趾は、まず整形外科で痛み止めを。根本改善には、歩行指導のある専門院へ
強剛母趾は放置すると症状が悪化し、歩行困難になる可能性があります。
まずは整形外科を受診し、痛みを止めることが重要です。
根本改善には、足裏への適切な体重分散と、歩行時の正しい重心移動が必要です。
痛みが軽減しているうちに歩行改善に取り組んで下さい。