内反小趾(ないはんしょうし)で「ずっと痛い」状態が続き、日常生活に支障をきたしていませんか?

靴を履くたびに小指の外側が痛んだり、歩くたびにジンジンとくる不安・・・。

放っておけば自然に治るものでもなく、むしろ悪化しやすい症状です。

しかし今では手術なくても改善が可能な症状になっています。

内反小趾の原因と治し方をご紹介します。

内反小趾がずっと痛い=炎症が起きているサイン

「ずっと痛い」ということは、小指の付け根に炎症が起きている可能性が高い状態です。

まず整形外科を受診しましょう。

内反小趾が原因の痛み・・・と思っていても、実際は違う可能性もあります。

整形外科ではレントゲン検査や変形角度の確認を行い、以下のような薬が処方されることが多いです。

処方される薬の例

  • ロキソニン(ロキソプロフェン):痛み止め
  • セレコックス:炎症と痛みの抑制
  • 湿布薬:局所の炎症を緩和

薬で痛みを和らげながら、炎症が強い時期を乗り切ることが大切です。

整形外科で「治らない」と言われてきた理由

内反小趾はこれまで、

「治らない」
「一生付き合うもの」
「努力しても無駄」
「手術しかない」
「痛みは薬でごまかすだけ」
「ハイヒール・パンプスは一生履けない」

このように言われることが多い症状でした。

ですが現在は研究が進み、手術無しでも、痛みや形を改善できる症状になっています。

内反小趾になる本当の原因とは?

以下の生活が当てはまる方は要注意です。

  • 看護師や介護職、営業職など片側ばかり使う作業が多い
  • 片足重心のクセがある
  • 猫背や身体のねじれがある

このような状態が続くと、

  1. 上半身の重心がずれる
  2. その結果、足裏でバランスを取ろうとする
  3. 内反小趾の方は、小指側に過剰に体重が掛かる
  4. さらに小指側だけで蹴り出す歩き方をしている
  5. 中足骨(足の甲の骨)が小指側に開いていく
  6. その反動で、小指が親指側へ倒れる(=内反小趾)

ということで内反小趾になります。

痛みの本当の原因は?

小指側に体重が乗りすぎた状態で歩くことで、

  • 蹴り出し時に強く地面を打ちつける
  • 神経が刺激され続ける

その結果、神経が炎症し、ずっと痛い状態が続くのです。

内反小趾を根本改善するには?

炎症を抑えるだけでは再発します。根本改善には、

①姿勢分析

上半身の重心がどれだけずれているか確認

②足圧分析

左右どちらに体重が偏っているか確認

そのうえで、

  • 両足に均等に体重を乗せられる姿勢へ改善
  • 小指側で蹴り出す歩き方の改善

これにより、中足骨の広がりが止まり、痛みが改善していきます。

改善までの目安期間

  • 痛みは1週間程度
  • 変形した指の角度は半年程度

適切な指導を受ければ、手術を避けて改善できます。

どこで改善指導が受けられる?

以下の施設で姿勢・歩行指導が可能です。

  • 歩行指導のある整形外科
  • ゆるかかと歩き指導院

大阪府河内長野市の南花台田辺整骨院・整体院は、ゆるかかと歩き指導院として多数の内反小趾改善実績があります。

「どこに行っても良くならなかった・・・」という方にも選ばれています。

内反小趾は、もう「一生のお付き合い」ではありません。

半年程度で改善できますので、諦める前に、一度専門の姿勢・歩行分析を受けてみてください。