内反小趾の改善にゴルフボールを使った足裏マッサージが良い、と書いている整骨院や整体院さんのブログ記事が沢山あります。
ゴルフボールで足裏をコロコロするセルフマッサージは、体に良い健康法です。
血行改善や足裏の筋膜リリースに役立ちます。
ただ、結論から言うと、ゴルフボールでのマッサージは内反小趾そのものの改善には効果がありません。
外反母趾や内反小趾の専門整体を名乗っているのに、その手の記事があるところは改善の期待は薄いのでご注意下さい。
整形外科では「治らない」と言われる内反小趾が、今は改善できる時代
多くの病院では内反小趾について、
「治らない」
「一生のお付き合い」
「手術以外方法がない」
「痛むなら薬で和らげるだけ」
「遺伝だから努力しても無駄」
「ヒールやパンプスは一生履けない」
このように説明されることが少なくありません。
ですが、現代では内反小趾は改善する症状になっており、実際、多くの改善実績が出ています。
内反小趾の足を普通の足に戻すには、間違った原因にもとづく治療をやめて、正しく本当の原因を知り、正しい対応をする必要があります。
内反小趾が起こる本当の原因
内反小趾は足の指の形の問題ではなく、身体全体の使い方の結果として起こります。
そのメカニズムは次の通りです。
内反小趾が発症する流れ
- 看護師や介護職など、体の片側ばかり使う仕事や姿勢のクセがある
- 上半身の重心がずれる
- そのズレを足裏で補おうとする
- 小指側に過剰に体重がかかる
- 小指だけで蹴り出す歩き方になる
- 中足骨の間が外側へ押し広がる
- 結果、小指が親指方向へ倒れて内反小趾になる
つまり、原因は足ではなく「姿勢」と「歩き方」にあります。
痛みの原因
小指側に体重が乗りすぎることで、蹴り出しの際に強く打ち付ける負担がかかり、神経が刺激され炎症が起きて痛みが発生します。
ゴルフボールで治らないのはなぜ?
ゴルフボールでコロコロすると、足裏はほぐれ血行が改善し、一時的に痛みや疲労は軽くなることがあります。しかし、
- 姿勢のズレ
- 小指で蹴り出す歩行
- 中足骨が過剰に広がる力
これらは何一つ改善されません。
つまり、内反小趾の根本原因を取り除くことができないため、形は変わらず痛みも繰り返します。
内反小趾を治すには「姿勢分析」と「足圧分析」が必要
まずは、どこに重心がズレているかを確認しなければ対策できません。
そのために、姿勢分析・足圧分析の2つが欠かせません。
改善のために必要なポイント
「上半身の重心を両足均等へ戻す」「小指側で蹴り出す歩き方を改善する」
これにより、中足骨が外へ広がる力がなくなり、本来の位置に戻り始めます。
どれくらいで改善する?
正しく改善できれば、痛みは1週間程度で軽減、足の形は約半年で正常に近づくことが可能です。
これは実際に多くの方で確認されています。
どこで改善できる?
姿勢改善と足圧分析は、歩行指導のできる医療機関か、専門の整体院で受けることが大切です。
大阪府河内長野市にある南花台田辺整骨院・整体院は、
多数の改善実績を持つ「ゆるかかと歩き指導院」
として、内反小趾の根本改善をサポートしております。
ゴルフボールでの足裏マッサージでは改善しませんので、本当に内反小趾をなんとかしたい方は、姿勢改善・歩行改善に取り組んでみて下さい。