内反小趾を治そうと矯正器具やグッズを使ってみたものの、「逆に痛くなってしまった」「前より症状が悪化した気がする」そんな経験はありませんか?

もし矯正中に痛みが出ているなら、それはすぐに中止すべきサインです。

なぜ矯正器具で痛みが出るのか、本当の原因はどこにあるのか、そして根本改善につながる正しい対処法を解説します。

内反小趾とは?見逃されがちな足の変形

内反小趾は、小指が内側(親指方向)に倒れ、小指の付け根が外側に突出する状態です。

進行すると靴と擦れて炎症・タコ・魚の目ができ、強い痛みを伴うことがあります。

放置したり誤った矯正を行うほど、悪化しやすい症状です。

内反小趾の矯正器具で痛いのはなぜ?

多くの矯正グッズは、「小指を外に広げて形を戻そう」とします。

しかし、それは形だけを無理に変える力に頼った方法です。

足の自然な動きが妨げられる

矯正器具による強制的な固定は、足の本来の機能を阻害し、足裏のバランスが崩れます。

症状を悪化させる可能性も

負担が増えて炎症が進んだり、足裏・膝・腰に別の痛みが出ることも珍しくありません。

つまり矯正器具は、根本改善にならないどころか逆効果になる場合があるのです。

「靴が悪い」「遺伝」というのは本当?

一般的な原因として言われることの多い「靴」や「遺伝」。

しかし、実際にはそれだけでは説明できません。

現在では、一般的に言われていた原因は、間違いであったことはアメリカの研究からハッキリしています。

内反小趾の本当の原因は「姿勢」と「歩き方」

内反小趾は、ある連鎖によって起きています。

発症までのメカニズム

内反小趾になる理由は、

  1. 片側ばかりに体を使う仕事・クセで姿勢のバランスが崩れ
  2. 上半身の重心位置がズレる。
  3. そのズレを足裏のバランスで補おうとして、
  4. 内反小趾の方の場合は、小指側に体重が掛かる。
  5. さらに、小指側だけで蹴り出す歩き方をしていると、
  6. 足の指とかかとをつなぐ中足骨という骨の間が小指側に広がる
  7. 骨の間が小指の外側に広がることで、小指が逆に親指方向に倒れる

からです。

この流れが止まらない限り、矯正器具で形を変えてもまた再発します。

根本改善のために必要なこと

重要なのは、足に負担がかかる原因を取り除くこと。

まずは現状把握が必須

姿勢分析で重心位置を確認、足圧分析で体重のかかり方を確認することが必要です。

正しく改善するステップ

姿勢分析の結果と、そうなる体の原因を調べ、上半身の重心を両足均等に戻し、さらに、指側で蹴り出す歩き方を改善します。

これによって、中足骨の広がりを防ぎ、小指に負担のかからない足の状態を取り戻せます。

正しい改善を行えば、どれくらいで良くなる?

姿勢と歩き方が整えば、

  • 痛みは約1週間
  • 足の形は約半年

を目安に改善が期待できます。

無理な矯正と違い、再発しにくい方法です。

姿勢と歩き方を改善するには、どこに行ったら良い?

内反小趾は、姿勢分析・足圧分析・歩き方の指導を行う医療施設や専門院で改善することができます。

一般的な整形外科でこれらを行っているところはありません。

足外来や、専門医はいますが、それは手術で対応できる整形外科になります。

なので、姿勢分析や足圧分析、歩き方の改善は、整骨院や足の専門整体になります。

なかでも、大阪府河内長野市の南花台田辺整骨院・整体院は、内反小趾をはじめとした足のトラブルに対し、多数の改善実績を誇る「ゆるかかと歩き指導院」です。

矯正器具に頼らず、本来の正しい身体の使い方を取り戻すサポートを行っています。

矯正で痛みを感じたら全くの逆効果になります。

姿勢改善、歩行改善で内反小趾を治療して下さい。