「内反小趾(ないはんしょうし)の痛みをお灸や鍼で改善できる?」
「ツボ押しは効果ある?」
そんな疑問を持つ方は多いです。
小指の付け根の痛みや歩行時の違和感はとてもストレスになりますよね。
結論からお伝えすると、
お灸や鍼は痛みを和らげることはできますが、内反小趾の足の角度や変形そのものを改善する効果はありません。
では、なぜ痛みは出るのか?どうすれば変形を根本改善できるのか?
この記事で詳しく解説します。
内反小趾とは?
内反小趾とは、小指が親指側に倒れ、小指の付け根(中足骨の外側)が外へ張り出してしまう状態をいいます。
靴の圧迫や歩行時の負担により痛みやタコ・マメが発生しやすくなります。
内反小趾の原因は足ではなく「身体の使い方」
一般的には「靴が悪い」と言われがちですが、実は根本原因は身体のバランスにあります。
内反小趾が起こる流れ
- 看護師や介護職など、身体の片側ばかり使う仕事や、姿勢にクセがある
- 上半身の重心位置がずれ、バランスが悪くなる
- そのバランスを足裏で戻そうとする
- 小指側に体重が過剰に掛かる状態が続く
- 小指だけで蹴り出す歩き方が癖になる
- 中足骨の間が外側へ広がる(小指側が開く)
- 結果、小指が逆に親指側へ倒れる(=内反小趾の発症)
つまり、足の変形は「姿勢と歩き方の結果」であり、足だけを治療しても改善しないのです。
お灸・鍼・ツボ押しの効果と限界
期待できる効果
- 痛みの軽減
- 血流改善
- 筋緊張の緩和
しかし限界がある
お灸や鍼では、足の角度(変形そのもの)が改善することはありません。
なぜなら、変形は骨のアライメントと歩行のクセが原因であり、筋肉だけアプローチしても根本解決にはならないためです。
痛みを和らげる代表的なツボ
- 太衝(たいしょう)
- 足臨泣(あしりんきゅう)
- 至陰(しいん)
これらのツボは一時的には楽になりますが、根本改善には姿勢と歩行の見直しが欠かせません。
内反小趾の根本改善には「姿勢分析」と「足圧分析」が必須
内反小趾を改善するには、まず今の状態を正確に把握する必要があります。
チェックすべきポイント
- 上半身の重心位置がずれていないか?
- 足裏のどこに体重がかかっているか?
小指側に体重が掛かった姿勢のままでは、変形は悪化し続けます。
小指側で蹴り出す歩き方の改善が鍵
歩行の蹴り出しは本来、足先全体が中心です。
小指側で蹴り出す癖が続くと中足骨が外に広がり、変形は進行します。
歩き方の改善は、内反小趾改善において最重要です。
改善期間の目安
正しい姿勢と歩き方に改善できれば、
- 痛みは1週間程度
- 足の形は半年ほどで元に戻る
というのが目安です。
2か月以上継続している治療によって変化がなければ、その治療には効果が無いので中止しても大丈夫です。
どこで姿勢と歩行の改善ができる?
このような分析・指導は、
- 歩行指導のある整形外科
- ゆるかかと歩き指導院
で対応可能です。
特に、大阪府河内長野市の南花台田辺整骨院・整体院は、
多数の改善実績がある「ゆるかかと歩き指導院」として、根本からの改善を目指した施術と歩行教育を行っています。
内反小趾でお悩みの方は、一度専門的な分析を受けてみてください。
ゆるかかと歩き指導院で足の分析を受け、正しい知識を持って、内反小趾の根本改善に向けて一歩踏み出しましょう!