「右足だけ内反小趾になっている」
「右足の小指側が痛い」
「片足だけ小指が内側に倒れてきた」

・・・このようなお悩みは全国的に増えています。

放置すると小指の変形が進み、痛みや歩行障害につながることがあります。

内反小趾と聞くと「靴が悪い」「遺伝では?」と考える方もいます。

  • なぜ右足だけ内反小趾になるのか?
  • 改善するには何が必要か?
  • どれくらいで元に戻るのか?

について、わかりやすく解説します。

内反小趾になる原因は?

内反小趾は、小指の付け根の骨が外側に広がり、小指が逆に親指側へ倒れて変形してしまう症状です。

では、なぜこのような変形が起きるのでしょうか?

その根本原因は

  1. 普段の姿勢や体の使い方のクセにより
  2. 上半身の重心位置がずれ
  3. 足裏でバランスを取り戻そうとする中で
  4. 小指側に体重が過剰に掛かる状態が続き
  5. 小指だけで蹴り出して歩くクセがつき
  6. 中足骨の間が小指の外側へ広がり
  7. 小指が親指側に曲がっていく

というメカニズムが起きているからです。

右足だけ片側に起こる理由

両足ではなく「右足だけ」内反小趾になる方には、明確な理由があります。

それは、知らないうちに、身体の重心が右側にずれていることです。

例えば、

  • 立つとき右足に体重を乗せやすい
  • 移動時や通勤時に重いカバンを右側にかける
  • デスクワークで右側に傾いた姿勢が多い
  • 介護職、看護師などで右足で踏ん張り動作が多い

こういった生活の積み重ねが、右側に重心が寄る原因を作ってしまうのです。

つまり

片足だけ内反小趾になるのは、片方だけ重心が偏り、片方だけ負担がかかっているため

なのです。

靴やインソールだけでは治らない理由

ネット上では

「幅広の靴に変えればいい」
「保護パッドでOK」

という情報もあります。

しかし、小指側に体重がかかる姿勢、小指だけで蹴る歩き方、が変わらない限り、靴を変えても一時的な軽減にしかなりません。

大切なのは、

姿勢・重心バランス・歩き方の改善

です。

ここを無視して治療しても、再発する可能性が非常に高いです。

内反小趾を改善するために必要なこと

内反小趾改善に必要な3つのポイントは以下です。

  1. 姿勢分析
  2. 足圧分析(どこに体重がかかっているかチェック)
  3. 歩き方改善(蹴り出しの修正)

この3つの改善が同時にできると、

  • 痛みは大幅に減少
  • 変形も徐々に元に戻る

ことが期待できます。

姿勢と歩き方の改善すると、どれくらいで治る?

正しい姿勢と歩き方を獲得できた場合、

  • 痛みの改善:1週間程度
  • 足の形の改善:半年ほど

が一般的な目安です。

すでに変形が進んでいる場合も、正しいケアを続ければ徐々に改善が見込めます。

どこに相談すればいい?

内反小趾の改善には、

  • 姿勢と重心を整える施術
  • 歩き方の専門指導
  • 日常生活でのクセ改善

ができる院を選ぶことが重要です。

具体的には、

  • 歩行指導のある整形外科
  • ゆるかかと歩き指導院

が適切です。

その中でも、南花台田辺整骨院・整体院

として高く評価されています。

もし「右だけ小指が痛む」「形がどんどん変わってきた」という不安があれば、早めに相談してください。