内反小趾は小指の付け根に負担が集中して痛みや靴ズレを生む足の変形です。

今までは整形外科で

「一生のお付き合い」
「遺伝だから治らない」
「手術以外で元に戻らない」
「ヒールやパンプスは一生履けない」
「痛む場合は薬で一時的に和らげるしかない」

と説明されることが多くありました。

しかし現在では、姿勢と歩き方の改善によって症状を改善できるようになっており、早期に適切な検査と指導を受けることが重要です。

内反小趾が起こる本当の原因

内反小趾の原因は単に靴だけではありません。

実際には以下のような身体の使い方や姿勢のクセが関係しています。

  1. 看護師や介護職など、体の片側ばかりを使う職業や普段の体の使い方により姿勢にクセがつく
  2. 上半身の重心位置が前後または、左右どちらかへずれる
  3. 上半身のズレを足裏のバランスで補正しようとする
  4. 内反小趾の方は小指側に体重が過剰に掛かる状態になる
  5. その状態で小指だけで蹴り出す歩き方を続ける
  6. かかとを小指を繋げる中足骨という骨の間が小指の外側へ広がっていく
  7. 結果として小指が親指側へ倒れ、変形が固定される

このように、足の変形は足だけの問題ではなく全身のバランスが関与しているのです。

改善に必要な検査と治療方針

内反小趾を根本的に改善するためにまず必要なのは、姿勢分析と足圧分析です。

これらにより、なぜ小指側に体重が乗ってしまうのか、上半身のどの部分にズレがあるのかが明確になります。

検査の結果に基づき、以下のポイントを治療・指導で行います。

  • 上半身の重心バランスを両足で均等に支えられるように戻す
  • 中足骨の間が広がらないように、足部の使い方を整える
  • 小指側で蹴り出す癖がある場合、その歩き方を修正する(歩行指導)

痛み止めや一時的なサポーターや矯正器具、インソール、テーピングなどでは根本改善にならないため、姿勢の調整と歩行指導を組み合わせた治療が重要です。

病院(施設)はどこを選べば良いか

一般的な整形外科はレントゲン検査や薬の処方が中心となる場合があるため、根本的な歩行改善や姿勢指導まで行えるかは施設によって異なります。

内反小趾を根本から改善したい場合は、以下のような施設を選んでください。

  • 姿勢分析と足圧分析を実施している整形外科(歩行指導がある)
  • 歩行指導や姿勢改善プログラムを提供する専門院(ゆるかかと歩き指導院など)

特に重要なのは、姿勢改善と足圧分析を組み合わせて評価・指導ができることです。

これがないと、表面的な対処療法にとどまってしまう可能性があります。

改善の見込み — 痛みは1週間、形は半年で変化する

適切な姿勢矯正と歩行指導が行われれば、多くの方で以下のような改善が期待できます。

  • 痛みの軽減:おおよそ1週間程度で痛みが和らぐケースが多い
  • 足の形の改善:継続的な指導・運動により数ヶ月(目安は半年程度)で変化が見られる

症状に気づいたら早めに専門的な検査と指導を受けることが大切です。

大阪・河内長野市の改善実績 — 南花台田辺整骨院・整体院(ゆるかかと歩き指導院)

大阪府河内長野市にある南花台田辺整骨院・整体院は、姿勢分析・足圧分析・ゆるかかと歩き指導を組み合わせた施術で多数の内反小趾改善実績があります。

整形外科で「治らない」と言われた方でも、正しい歩行指導を受けることで改善された例が多数報告されています。