朝起きた時の一歩目や、座っていて立とうとしたときに足裏や「かかと」が痛む。
それは、
足底筋膜炎(足底腱膜炎)
(そくていきんまくえん・そくていけんまくえん)
かもしれません。
特に、
- 足が外反母趾で偏平足
- 立って歩き回る仕事
- 電車通勤(通学)
だと、可能性は高いです。
どうして足の裏が痛くなるの?
痛くなっているのは、
かかとの骨から、足の5本の指のつけ根の骨をつないでいる「足底筋膜(そくていきんまく)」
という筋膜(きんまく)です。
この筋膜が、炎症や断裂を起こして痛みが生じています。
特に痛みが出やすい部分は、かかとの骨と繋がっている部分です。
痛みを引き起こす炎症や断裂が起こる原因
炎症や断裂が起こる原因ですが、
- 歩き回る立ち仕事
- マラソンや、ジョギング
- バレーボール、バスケなど、ジャンプと着地を繰り返す動作をするスポーツ
と言われています。
年齢は関係ある?
足底筋膜炎は、中年の女性で立ち仕事が多い方がなりやすいという話があります。
年齢は関係ありますが、断裂と炎症なので誰でもなります。
年齢というよりは、
あなたの足底筋膜が、限界に来てる状態
ということです。
足底筋膜炎は、どの病院?何科に行けばよい?
足の裏に痛みがあるので、整形外科がまず思い浮かぶと思います。
整形外科では痛み止めの注射やインソールやストレッチなど指導してくれます。
ただ、基本的に、断裂、炎症、なので自然に収まるのを待つしかありません。
偏平足で外反母趾の場合は、歩き方に問題があり
偏平足で外反母趾で、足底筋膜炎の場合は、
歩き方に問題
がある可能性が高いです。
外反母趾で偏平足だと地面からの衝撃がモロにくるから
外反母趾で、偏平足だと
歩く度に、地面からの衝撃を受けている状態
です。
歩く度に、足底筋膜に強い力が掛かってるということですね。
そうすると、断裂や炎症を起こしやすいです。
足底筋膜炎を治すには、歩き方を改善
外反母趾と偏平足から来る足底筋膜炎を根本的に治すには、
歩き方を改善
するしかありません。
外反母趾・偏平足だと、
- なんらかの原因で、
- 足が内側に倒れこむ足が過剰回内になっていて、
- 土踏まずが無く、偏平足で地面からの衝撃を受ける歩き方
になっているはずです。
そうすると、
足底筋膜に衝撃を受ける歩き方
になります。
これを改善しない限り、足底筋膜炎が収まることはありません。
足底筋膜に衝撃与えない歩き方に改善するのが「ゆるかかと歩き」
足底筋膜炎の原因となる
- 過剰回内の状態を解消し、
- 足裏のアーチを取り戻し、
- 足裏への衝撃を和らげ、
- 適切に体重を乗せるように改善
- そして足底筋膜を傷つけないようにする
のが
です。