外反母趾は、足の親指が隣の指に向かって20度以上、「くの字」に曲がってしまう病気です。

親指の付け根の関節が突き出し、靴に当たって炎症を起こしたり、痛みを引き起こします。

悪化すると、親指が正常な位置から40度以上も曲がり、靴を履いていない時でも強く痛むようになります。

親指の関節が半分脱臼した「亜脱臼」という状態になり、親指が回転してしまうこともあります。

一般的に、男性が外反母趾になる原因として言われていることはいくつかあります。

まず、遺伝によるものです。

外反母趾の方の親も外反母趾であることが多いのです。

次に、靴の種類によるものです。

幅が狭く先が細い靴や、足の形や大きさに合わない靴を履き続けると、歩く時に体重が指先の方にかかります。

靴の狭い部分に指が押し付けられ、親指が隣の指のほうに圧迫され変形していくと言われています。

そして、加齢によるものです。

年を取ると、足の筋肉が弱くなってきます。

この筋力の衰えが外反母趾を引き起こすと言われています。

男性が外反母趾になる原因は、一般的に言われている、遺伝、靴の種類、加齢による筋力の低下ではありません。

新生児に外反母趾がないことから、遺伝により外反母趾になるのではなく、後天的な要因により起こる症状だとわかります。

靴が原因でもありません。

普段スニーカーやサンダルを履く人、外国などで靴を履かずに裸足で歩く人も外反母趾になっています。

また、筋力の衰えによるものでもありません。

筋力のある若い人や子供でも外反母趾になっているのです。

男性の外反母趾の本当の原因は、足の過剰回内です。

足首が普通より内側に倒れていると、親指のつけ根に過剰な力が入ります。

その力のかけ方のせいで、徐々に親指が変形していくのです。

つまり、足での体重の支え方・歩き方の問題なのです。

「姿勢分析」を行い、「足の裏への体重の乗る部分の足圧」の計測をすることで、体についたクセを見つけて、歩き方を改善し外反母趾を治していくことができます。