「モーガン病」という名前の病気は、日本の医学書や主要な医療データベース(日本整形外科学会、厚生労働省の疾患情報など)には出てきません。
そのため、次のような可能性が考えられます。
病名の聞き間違い・書き間違い
足の神経トラブルでよく検索される「モートン病(モートン神経腫)」と混同されることが多いです。
モートン病は、足指の付け根(中指と薬指の間が多い)で神経が圧迫され、痛みやしびれを起こす病気です。
歩くと足裏の前方がピリッと痛む、ビリビリしびれる、といった症状が特徴です。
海外の人名由来の病気名(まれな疾患)
英語圏では「Morgan(モーガン)」という医師や研究者の名前がついた症候群がいくつかあります。
が、いずれも極めてまれで、日本で一般的に診療されているものではありません。
例えば「Morgan’s lines(まぶたのしわ)」など皮膚科の用語はありますが、これは病名ではなく所見(見た目の特徴)です。
もし症状が「足の痛み・しびれ」なら
もし症状が「足の痛み・しびれ」なら「モーガン病」ではなく「モートン病(Morton’s neuroma)」のことを指している可能性が高いです。
- 足の中指・薬指の間がビリッと痛む
- 長時間歩くと足の裏のつま先がしびれる
- 中高年に多い
このような症状がある場合、整形外科(特に足の外来や下肢外来)で診てもらうのが一般的です。
「モーガン病」という病名は日本の一般的な疾患名にはありません。
「モーガン病」という病名は日本の一般的な疾患名にはありません。
足の症状に関して調べていて出てきた場合は「モートン病(モートン神経腫)」のことを指している可能性が高いです。
症状がある場合は、整形外科や足の外来で相談してください。