です。
が、世間では色々と間違った説が言われています。
一般的に言われていることが「どう間違っているのか?」の説明と、
本当の原因を知り、外反母趾を改善する方法
をご紹介します。
「外反母趾の原因は遺伝!」が間違っている理由
子供が外反母趾になる原因として一般的に言われているのは、
遺伝的な要因
どです。
「母親」も「祖母」も外反母趾だから、子供も外反母趾、というのはあります。
ただ、それは「遺伝だから」ではありません。
遺伝なら生まれながらに外反母趾になるはず
思い出して頂きたいのですが、生まれたときにお子さんは外反母趾ではありませんでした。
多分、幼稚園くらいまでは外反母趾は無かったのではないでしょうか?
もし「遺伝」なら、生まれたときから、外反母趾になるはずです。
なので、遺伝ではなく、成長するにつれて、
何かがおかしくなった
のです。
「その何か」が、「足の過剰回内」ということですね。
親子で外反母趾になる原因は、
- 似た骨格をしているため
- 体のバランスが崩れる部分も似て
- そのため、同じように足の過剰回内になりやすい
からです。
遺伝と思っていた外反母趾が改善した事例は沢山あります。
逆に、ご自身の外反母趾が解消されたので、親を連れてくる、というパターンもあります。
外反母趾は遺伝ではないので、あきらめずに後半で紹介する改善方法を試してみてください。
「外反母趾の原因は、運動不足!」が間違っている理由
よく言われている理由の一つに
運動不足が外反母趾の一つの原因
という話があります。
近年は、ゲーム機の普及、習い事・塾などで、外遊びをする機会が昔よりも減っています。
また、遊べる公園が少ない、禁止事項が多いこともあります。
- 外遊びの時間が減って、
- 運動不足になり、
- 筋力の低下が原因で外反母趾になる、
ということが言われています。
「運動不足が外反母趾の原因」は、ひどい誤解
外反母趾の原因は運動不足、というのは、全くのでたらめです。
むしろ、運動している子供の方が外反母趾になりやすいです。
理由は、スポーツは、つま先で動作をすることが多いからです。
また、野球やテニスのように内股になる姿勢が多いスポーツは、外反母趾になりやすいです。
理由は、
足の過剰回内になりやすいから
です。
足の過剰回内が、外反母趾の原因になる理由は、
- 歩く際に内股になり、
- 足の「かかと」から「つま先」までが内側にたおれ
- 土踏まずが地面につき、
- 足の親指近辺で蹴りだす歩き方
になってしまうからです。
そうすると、
- 親指付近に体重が乗り、
- 親指付近がくの字に曲がっていく
ということですね。
なので、
お子さんの外反母趾を治したい
場合は、
足の過剰回内
を直さないといけません。
足の過剰回内を正すには「ゆるかかと歩き」を習得
足の過剰回内を正すのは、自分で可能です。
それは、2019年に
アメリカの足病医学
と、
外反母趾改善の専門家の施術経験
をベースに考案された
です。
ゆるかかと歩きの解説は本もありますが、Youtubeの動画で無料公開されています。
子供が外反母趾になる原因は、毎日の歩き方にあります。
歩き方を改善して、お子さんの外反母趾を自分で治していきましょう。